プラセンタ注射

プラセンタとは

赤ちゃんを育てるのに必要な栄養素がぎっしり詰まった胎盤（プラセンタ）から抽出された成分の注射です。

プラセンタは、不調な部分を補って本来あるべき状態に戻そうとする働きがあります。

更年期障害や慢性肝疾患による肝機能障害では保険適応も認められている製剤です（当院は自由診療のみとなります）。

上腕または腰部に筋注をします。

なんとなく不調であるという方、体調や気分が生理周期の影響を受けやすい方のほか、体力・体調を全体的に一段UPさせたいという方にお勧めします。

女性だけでなく、男性の疲労回復、不調改善にも効果が期待できます。

＊ヒトの胎盤由来の製剤を使用できるのは医療機関のみです。

＊市販の化粧品や飲み薬に入っているのは豚や馬のプラセンタです。

プラセンタの効果

・アンチエイジング効果

・肌の不調の改善

・慢性疲労

・肩こりや腰痛

・喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患

・生理不順や生理痛

・更年期障害

・自律神経失調症

・肝機能改善

など、幅広い効果が知られています。

プラセンタの安全性について

プラセンタは古くからその効果が知られており、とても長い歴史のある治療です。

日本では70年以上前から国の認可のもと肝機能障害や更年期障害への治療に使用されてきました。現在でも多くの医療機関で治療がおこなわれています。

日本で使用されているメルスモン、ラエンネックはともに国内で提供された胎盤が使用されており、現在までの長い歴史の中で重篤な副作用等の報告はなく、安全性についてもしっかりと管理されています。

しかしながら、プラセンタ製剤は生体由来（ヒトの胎盤由来）であり、未知の病原菌やウイルスのリスクもゼロとは確定できないため、一度でも注射した方はその後、献血はできないことが定められています。

初回のプラセンタ注射の際、上記についてご説明の上で同意書にサインをいただくことが必要となっております。

何卒ご理解、ご了承のほどお願いいたします。